冬の茶畑
茶畑は休眠状態を迎えています。
この時期はしっかりと栄養価を蓄える作業をしています。
それがヨシの敷き込み作業です。
浜松には佐鳴湖という湖があります。10年ぐらい前まで日本一汚い湖とも言われていました。。。
水をきれいにする目的で水中の窒素やリンを吸収するヨシが植えられています。
吸収したヨシを年に一回刈り取ることで湖がきれいになる仕組みを作りました。
そしてそのヨシを茶畑に敷くことによって栄養価の源である窒素やリンを茶は吸収できることに。
結果としてとても良い環境保全型の循環が生まれ、佐鳴湖はきれいになり、茶畑の収量が増えることになりました。
私たちは佐鳴湖の近くで茶園を管理しています。この地域の自然が守られることができて嬉しく感じますね。
真冬の新芽はじっと寒さのなかで耐えています。
春、とても良い新茶になるためにじっくり育てたいと思います。