花粉症の時期、始まります

２月に入り、天気予報の欄に花粉情報が載るようになりました。
そろそろ花粉症の時期に入りますが、皆さんどのように備えていますか？
今年の花粉は昨年に比べて、夏の日射量が少なかったため少ない予想も出ています。
しかし、油断は禁物です。
新型コロナウィルスの影響でマスクはどこも売り切れ状態。製造が追いつかず品薄はしばらく続くでしょう。

そこで当店ではお茶で花粉症対策を勧めています！

「べにふうき」という緑茶はご存じですか？

改めてべにふうきとは何ぞやと書きたいと思います。

べにふうきとはお茶の木からなるもので品種の名前です。日本茶は一般的にやぶきた品種が７割以上を占めています。
それに比べてべにふうきは日本全国で１％未満の栽培面積だと思われます。希少なお茶ですね。
元々紅茶や半発酵茶(ウーロン茶)に適した品種で日本産の紅茶ではべにふうきを使用しているものが多いのが現状です。

さて、ここからが本題です。なぜ、べにふうきは花粉症対策に有効なのかです。

べにふうきを緑茶として製造することでメチル化カテキンという成分が含まれます。
この成分が身体のなかに取り込まれるとアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑制することが長年の研究で分かっています。
鼻水や目のかゆみなどを止めてくれる可能性があるのです。

ここで大事なのが緑茶を飲むことです！つまり紅茶(発酵させる)にすることでこの成分は消失してしまうのです。

当店ではメチル化カテキンの含有量を研究機関にお願いして計測しています。毎年５月の一番茶のみ製造していまして、今年は1.78%の含有量でした。

お茶は鮮やかな緑色をしています。粉末タイプが飲みやすくて続けれます。もちろん一番茶１００％なので味もまろやかに仕上げています。

是非、花粉症対策はべにふうき緑茶。まだ飲んだことない方はおためしください。